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シャンプー 石油系


 今回は、シャンプーについての間違った知識を広めてしまったもととなる石油系界面活性剤シャンプーについてご紹介させていただきます。


◆石油系界面活性剤シャンプーとは?◆
 何が間違っているのかを判別するには石油系界面活性剤シャンプーについて知らないといけません。体や環境に害があると言われている合成界面活性剤の一つである石油系界面活性剤シャンプーとは、アルキルベンゼンスルホネート(ABS)と言うものです。みなさんもご存知かもしれませんが、これは戦後に急速に発達した石油と硫黄から作られたものです。当時はソープレスソープとしてもてはやされましたが、泡立ちが良い反面この泡が消えずに公害問題になったり、脱脂力が強すぎることやその毒性についても解明され現在はほとんど使用されていません。ですが“ほとんど”ですので完全に使用されなくなったわけではありません。ABSは経皮吸収または経口吸収により体に取り込まれてしまうのですが、そうすると肝臓障害(ひどい場合には壊死したような状態)になったり、発ガン促進、催奇形性、体質を酸性化させたり、血液を破壊するなどの毒性があります。非常に恐ろしい物といううことが分かりますね。


◆何がどう間違った知識なのか◆
 まず一番にみなさんに知っていただきたいのは『合成界面活性剤』が全て害のあるものではなく、合成界面活性剤のうちの『石油系界面活性剤』が体や環境への害が強いということです。
 そもそも合成界面活性剤とは、科学的な処理で分類したときに天然系ではないものは全て合成界面活性剤と分類されます。前ご紹介させていただいた高級アルコール系やアミノ酸系のシャンプーも合成界面活性剤に分類されるせいぶんが使われています。シャンプー剤は必ずいろいろな成分(洗浄、保湿、保護、収れんetc..)が混ざり合って出来ています。シャンプー剤に限らず化粧品や身の回りのものはほとんど合成界面活性剤で出来ています。なので合成界面活性剤が使われていてもどの合成界面活性剤が使われているのかをしかっり見極めなくてわなりません。


◆石油系界面活性剤シャンプーの見分け方◆
 スルホン酸ナトリウム、キシレンスルホン酸アンモニウム、パレスー3硫酸ナトリウム、パレスー3硫酸アンモニウムなど『スルホン酸』や『○○硫酸』という表示があるものは要注意です。さらに後ろにNaやナトリウム、アンモニウムと書かれているものは石油系界面活性剤が使用されていると言えるでしょう。ただし、例外として『コンドロイチン硫酸ナトリウム』は注意点に当てはまっていますが、こちらは単なる保湿剤ですので表記があっても大丈夫でしょう。



 単に『合成界面活性剤が危険』ではないことがお分かりいただけたでしょうか。シャンプー剤を作るには少なからず化学物質が含まれます。そうしなければ基本的にシャンプー剤を作れないのですが、作れたとしても泡立ちも悪く洗い上がりもよくないシャンプー剤しか作れないのです。100%天然素材で安心というシャンプー剤は存在しないことをご理解頂きたいと思います。ですが、その中でも少しでもご自分に合ったシャンプー剤を見つけていただければと思います。(安田)
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